かわいい子には、料理をさせよう!
「子どもが料理をするなんて!?」
子どもが台所に入ってきて「お手伝いする!!」と言ってくれた時、皆さんならどうしますか?笑顔で「ありがとう。うれしいワ」と答えたものの、何を手伝ってもらおうかとあれこれ考えた末に、「今日はいいから、向こうでテレビ見ていてね」なんて返すことはありませんか?
子どもたちは台所が大好きです。色んな食材や、調理器具が並んでいるだけで触ってみたいし、味も見てみたい、と見るものすべてに興味津々です。料理をすることは子どもからみると、いろんな発見(ドキドキ)があり、興味(ワクワク)がわき、達成感(ヤッター!)のあるクリエイティブなことなのです。「うちの子にはまだムリ」と思っているお父さん、お母さん。実はムリなのではなく、経験がないだけ。こんな楽しい経験を子どもにさせないなんてもったいないですよ。
「親子で料理をすると脳が活性化する!?」
・脳の中でも小学生時代にもっとも鍛えておきたい「前頭前野」
(集中力、やる気、コミュニケーション能力、感情のコントロールなどと深くかかわっていて使うほど機能は向上する)
・「献立を考える」「食材を切る・混ぜる・炒める・煮る」「盛りつける」など料理に必要な工程はすべて前頭前野が活発に働きます
・親子でおしゃべりしながら料理すると、さらに脳が活性化することがわかっています
「料理する子は自立が早い!?」
料理は楽しいばかりではありません。初めて料理をする子にとっては大変な作業。失敗を重ねながら自分で考え、工夫し、出来上がったらおいしくてもおいしくなくても自分でつくった達成感を感じることで、「自信」がもてる子供に育ちます。自分が食べるものを自分で作れることは、自律の第一歩となるでしょう。そのためにも、経験が第一です。そのスタートは早ければ早いほどラク。そしてしたいと言った時がやらせ時です。少しの間はしんぼうが必要かもしれませんが、子の将来を考えるとほんのひと時のこと。いっそのこと、子供と一緒に大人もクッキングを楽しんでみてはいかがでしょうか!!